私が恋愛をしない理由の一つ

 

今まであんまり話したことなかったんですが書いて整理しようと思ったので。

本当に暗い話なので読んでも楽しくないと思います、すいません…

 

 

 

まず、小さい頃からあんまり恋愛に対して興味はありませんでした。でも、みんなと同じようにしなきゃという気持ちからごっこみたいにしていたときもあって、そのときはそれで満足していたのだと思います。

 

そこから人生初めての辛い期間だった受験を経て女子校に入りました。

とくに女子校がいいと思ったわけでもなく、ただ行ってみてよかったから、それくらいのもので特に恋愛したくないとも思っていませんでした。子供が苦手なので結婚したいとはあんまり思わなかったけど人並みに願望はあったのかなと思います。

大学生になったら、社会に出たら、人並みに恋愛とかもするだろうなって思いながら生きていて

 

ジャニオタだった私は高校のときに初めて女の子アイドルのオタクになりました。

大学生になってもそれは変わらないどころか卒業が発表されたことによりさらに現場数は増えていきました。

平日は大学の講義を朝〜昼くらいに固めて、夕方からバイトをして、土日はほぼ毎週のようにオタクをしている時期もありました。

親にもたくさん迷惑をかけたし、たくさん色んな意味で助けてもらいました。

そんなストレスもあったのかなとは思うんですが、ある日

 

あんたが男装アイドルのオタクやって現実から逃げてる間、私は家でどうしてるか知ってる?私はしたくもないのに、父親が夜にそういうことを誘ってきて本当に気持ち悪いんやけど、あんたが家を空けてるせいやからな

 

という言葉を投げつけられました。

この言葉だけはきっと一生忘れません。

好きなことを否定されたという怒りや悲しみ、分かってもらえない絶望、言葉に表し難い感情がたくさん襲ってきました。今になってやっとこうして受け止めることができるけど当時は得体の知れない気持ち悪さというか疎外感というか、そういうものがあった気がします。

私は別に男装アイドルに逃げていたわけではありません。たまたま推しがそういうアイドルだっただけで、きっとしていなかったとしても私は大好きだったんだろうと思う。オタクを遊びだと思われちゃ困る。

 

その頃の私はとにかく何も考えたくなくて相変わらず無茶なスケジュールを回して生きていましたね、推しが卒業してしまうという悲しみも大きかった…

自分が生きていることは罪なのだ、生きていることが気持ち悪いと感じ始めた頃でもありました。

 

大学生になりたての、19か20の私にはとても受け入れることができなかったけど、私が悪いんだと思い込み、私が悪いのだからと誰に相談することもできませんでした。何よりこんな重たい内容誰も話されたくないよなって思ったので

そんな気持ちで生きているのに当然誰かを好きになることなんてできませんでした。

 

もちろん推しはずっといるけど、推しとしての好きと恋愛感情の好きは違うってオタクなら分かってもらえるはず…

 

そんな大学生時代から、状況が良くなることはなくむしろコロナもあって悪化する一方で、心を壊してしまったのが去年ということでした。小学生の受験の頃が人生で一番辛かったと思ったけどそれ以上でしたね、今となっては思い出話

 

全く共感できないけど恋愛の曲も聴くし本も読むし、作品としては好きだけど自分が恋愛することは考えられないし、気持ち悪いとすら思います。

 

 

逃げだとも言われました、頭がおかしいのだと、まだ知らないだけなのだと、色んなことをこのことについて言われてきました。辛いというよりも、私は普通にはなれないのだという絶望だけが常にありました。今でもずっとコンプレックスのまま

 

でもこの話がただの不幸話、御涙頂戴になるのはすごく嫌で

私がそういう話一番好きじゃないから!

悪口とか憎しみでなくて、ただこうやって育ってきて、その結果にある、私はもう一生恋愛をすることはないのだろうと今のところ確信しているという事実を述べたまでです。

 

なぜこれを記事にしようと思ったかというと、いろんなことを言われてきたけど私の周りの友達はいつでも変わらず接してくれていて。

それが本当に心の支えになっていて、今でもずっと感謝しているので、私も自分と違う考え方を持った人を決して否定せずに生きていきたいなと思ったので意思表示というか決意というか

をまとめておきたかったからです。

 

辛かったことを言葉に出して消化するのにめちゃくちゃ時間がかかるので。

 

 

人生って絶望して、しぬ思いをしてからが始まり!って最近すごく思ってるので、絶望しながらも自分の人生は自力で楽しくして最期にこの人生で良かったって思えるように命燃やし尽くしたいと思います!やるぞ〜!